「体脂肪率」はBMIとなにが違う?標準の体脂肪率と計算方法

ダイエットの基礎知識

肥満度をあらわすものに「BMI」があります。このBMIは健康の目安ですが、BMIの数値が高いからといって「肥満」とはいいきれません。これはBMIの数値が高いと筋肉質でも肥満なの!?痩せていても肥満の危険!で述べているとおりです。

肥満かどうかを調べるのには「体脂肪率」が重要になってきます。「BMIと体脂肪率ってなにが違うの!?」という方のために、ここではダイエットの基本となる体脂肪率について解説したいと思います。

体脂肪率ってなに?

体重計
体脂肪率というのは、体重に対して脂肪が占める割合のことをいいます。
この体脂肪は「体脂肪計」を使って計ることができます。体脂肪計ではタニタが有名ですね。体脂肪率は、計る時間によって体脂肪率が変わってくるので、同じ条件のもとで計測するようにしましょう。

体脂肪率は
体脂肪率(%)=[体脂肪の重さ(kg)÷体重(kg)]×100
で求めることができます。

標準の体脂肪率

男性 30歳未満 14〜20% 適正
25%以上 肥満
30歳以上 17〜23% 適正
25%以上 肥満
女性 30歳未満 17〜24% 適正
25%以上 肥満
30歳以上 20〜27% 適正
25%以上 肥満

体脂肪率は低ければ低い方がいいの?

生理不順
体脂肪率が25%以上になると肥満だということがわかりました。それでは、肥満にも適正値にも入っていない場合はどうなのでしょうか。

体脂肪率は低ければいいというわけではなく、低すぎると体温や筋肉の低下をもたらします。女性の場合は17%以下になってしまうと、生理不順や閉経などの婦人科のトラブルに見舞われる恐れがあります。


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